よく出る!建築・不動産用語Part.2 【建物設備・地盤調査でよく出てくるキーワード集】 | 住まいのWebマガジン/TEAM NEXT MAGAZINE
福井 健太

不動産ノウハウ

よく出る!建築・不動産用語Part.2 【建物設備・地盤調査でよく出てくるキーワード集】

家づくりを進めていく中で「それ何?」といまいち分からない専門用語が出てくると思います。「これ知ってたら一つ先の話ができる!」な建築・不動産用語ピックアップシリーズ第2弾!

今回は「建物設備・地盤調査でよく出てくるキーワード編」です。

①上物(うわもの)

サラッと

対象の土地の上にある建物の事です。土地建物の不動産の内、特に建物を指す場合にこの表現を使う事があります。

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中古戸建、新築戸建ともに、土地の上に建物が存在する場合はこの表現を使う事ができます。一般的には戸建てを指す場合が多いので、マンションの場合には使いません。

②地盤調査

サラッと

建物を建てる際に、その土地の強度を調べて地盤沈下などの可能性がないかどうかを調べる事です。

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建物はその構造と階数によって、その土地に求められる強度が変わってきます。基本的には5カ所(建物の4隅と中心)の調査を行い、土地の支持層(堅い部分)がどの不火災にあるのかを調査します。地盤調査をした結果、その強度を満たしていないと地盤改良を行う必要があります。

③地盤改良

サラッと

地盤調査の結果をもとに、一定の地耐力を満たしていない際に行う土地の補強工事です。

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地盤改良工事は、建物の構造(木造やRC造)とその土地の支持層の深さがどこにあるのかで工法が変わります。代表的な工法は3種類です。比較的浅い部分に支持層がある場合は「表層改良」、ちょっと深い位置に支持層がある場合は「柱状改良」、支持層が深い位置にある場合は「鋼管杭」になります。もちろん費用も支持層が深くなればどんどん上がります。

④上棟

サラッと

家の骨組みと屋根までを作る事をいいます。

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家の骨組みと屋根までを、応援大工さんを呼んで一気に組み上げます。通常の大きさの木造戸建てであれば、基礎の状態から1日で一気に骨組みと屋根が出来上がります。屋根の大きな骨組みである「棟木」を作って上げる事から、棟上げとも呼ばれます。

⑤在来工法

サラッと

日本古くからの木造軸組工法の事です。在来からあるので在来工法、だと思います。。。

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木造建築は大きく分けてこの在来工法と2×4工法に分かれます。在来工法は柱で家を支え、2×4工法は柱に2インチ×4インチの材料を用い、壁で家を支えます。但し、最近の在来工法は従来の柱で支える事に加え、壁でも支えるケースも多くなってきました。

⑥断熱材

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外壁や屋根に施工される断熱素材の材料。素材の種類によって断熱の性能が大きく異なります。

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断熱材の種類は数多く存在しますが、主にその性能は「熱伝導率」で区分けされます。また地域によってその家に求める断熱性能も異なります。まずは地域ごとの断熱性能を考慮した上で、どこまで断熱性能を上げていくかで使用する断熱材が決まります。

⑦住宅設備

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住宅で必要な資材の内、特にキッチン、トイレ、洗面、お風呂などを住宅設備といいます。

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住宅設備の主要国産メーカーはパナソニック、LIXIL、TOTOです。各社それぞれの設備機器で機能面やデザイン面、メンテナンス性や価格に違いがありますので、住宅設備を選定する場合はそれらを総合的に判断する必要があります。

⑧建材

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住宅で必要な資材の内、特にフローリングや室内建具の事を建材と言います。

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住宅設備の主要国産メーカーはパナソニック、LIXIL、ダイケンなどがあり、各社一般グレードからハイグレードまでラインナップがあります。一般的にハイグレードになれば木目の再現性が高かったり、耐久性に優れていたりし、高性能になります。

最後に

いかがでしたでしょうか?
今回は建物設備や地盤調査で良く聞かれるキーワードについてご説明しました。
他にも2つ記事がありますので良ければ是非ご覧ください。

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ぜひご覧ください。

記事:福井健太 編集:生田愛佳