よく出る!建築・不動産用語Part.3 【インテリア・住宅設備関係でよく出てくるキーワード集】 | 住まいのWebマガジン/TEAM NEXT MAGAZINE

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よく出る!建築・不動産用語Part.3 【インテリア・住宅設備関係でよく出てくるキーワード集】

家づくりを進めていく中で「それ何?」といまいち分からない専門用語が出てくると思います。「これを知ってたら一つ先の話ができる!」な建築・不動産用語ピックアップシリーズ第3弾!今回はインテリア・住宅設備のキーワード編です。

目次

①造作

サラっと

既製品で何かを取り付けたりするのではなく、大工さんや家具屋さんの作業によって何かを作る場合を指す事が多いです。

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希望する何かを作ったり取り付けたりする場合、基本的には既製品を利用しますが、大工さんや家具屋さんの作業によってつくる場合、造作によって作るといいます。(例:造作家具など)職人さんの内、大工さんや家具屋さんの作業を造作とはいいますが、それ以外の職人さんの作業は造作とはいいません。

②ニッチ

サラッと

内装の壁を少しへこませてつくる空間の事。玄関や廊下、リビングでアクセントとして使う場合が多いです。

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一般的には玄関や廊下などでアクセントとして使いますが、ニッチのサイズやスポット照明の有無などでかなり幅広い使い方が可能です。例えば玄関で使う場合は鍵置きなどに、廊下で使う場合は飾り台として、等です。

③スキップフロア

サラッと

同じ階層の中でフロアの段差を付ける事。段差の大小により、様々な空間の広がりを演出できます。

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スキップフロアの取り方は様々な手法があり、それらによって空間の広がりを演出したり、間取りの間延び感を無くす事や間取りにアクセントを加えたりする事ができます。

例えば、リビングの一角に少し段差を上げたスタディスペースを取ったり、同じ2階の中でもリビング・ダイニング・書斎の高さを変えることで間取りにアクセントを加えたりする事ができます。また、スキップフロア+吹き抜けという組み合わせもよく使われます。

④見せ梁

サラッと

本来は天井に隠れている梁を、内装インテリアの一部としてあえて見せる手法です。

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梁を出した場合、その梁をどう仕上げるかかがポイントになります。梁をそのままの木の状態にしておくか、塗装もしくはタイルを張るか、などなど仕上げ方は様々です。住まい全体のインテリアにマッチするように仕上げることがポイントです。

⑤カーテンボックス

サラッと

カーテンレールを付ける窓際に空間を作り、そこにカーテンレールを収める事によって、室内からカーテンレールが見えないようにする為の空間。

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カーテンボックスを作る事は、基本的に後からはできないので、家づくりの最初の段階で希望をお伝えいただく必要があります。
カーテンレールが室内から見えたくない、カーテンをよりすっきり付けたい、という方におすすめです。

⑥可動棚

サラッと

収納などの棚で、両サイドにレールがあり、レール内で棚板の位置を変える事でできる棚。

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可動棚は、棚板の位置を変える事はもちろん、将来的に棚板を足したり、逆に一枚抜いたりすることで、収納できる物のサイズに大きく対応する事でできる為、洗面所やパントリーなどでよく使われます。ただし、棚板を強力に固定できないため、通常の棚板と比べてあまり重い物が置けないというデメリットもある。

⑦クッションフロア(CF)

サラッと

ビニール素材の床材。主にトイレや洗面所などの水回りの床材で使われる事が多いです。

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一昔前のクッションフロアは種類があまり無かったのですが、最近は様々なタイプのクッションフロアがあり、選択肢が広がった事によって、水回りのみならず居室や店舗にも使われる事も多くなりました。
木目調のクッションフロアから大理石調、無地や柄物など様々なデザインがあります。

⑧エコキュートとエコジョーズ(給湯器)

サラッと

一般的に戸建住宅で使用されているガス給湯器が「エコジョーズ」、オール電化で使用する給湯器が「エコキュート」となります。

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ガス給湯器のエコジョーズは、お湯を利用する際に都度お湯を沸かす事に対して、オール電化住宅で利用するエコキュートは夜間にお湯を沸かし、貯湯タンクにおいてそれを昼間に使うという方式です。
(※オール電化住宅は夜間の電気料金が昼間に比べて安いため、夜間に給湯することでランニングコストを抑えます。)

⑨エネファーム

サラッと

ガスの給湯器の一種で、ガスを利用して電気を発電しながら給湯するという機器の事です。

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少ないガスの量で一定程度の電力を生み出す発電機としての機能と、電気を生み出す際の熱でお湯を沸かす機能を併せ持つ機器ですが、価格は一般給湯器と比較して100万円前後高額となります。なお、よく誤解されていますがエネファーム自体に蓄電の機能はありません。あくまでも「発電機付きの給湯器」という事になります。

最後に

いかがでしたでしょうか?
今回はインテリアや住宅設備を決める際に知っておきたいキーワードについてご説明しました。
他にも2つ記事がありますので良ければ是非ご覧ください。

弊社代表ブログでも家づくりのお役立ち情報を発信しております。
ぜひご覧ください。

記事:福井健太 編集:生田愛佳