注文住宅おすすめ間取り一挙公開!作って正解だった施工事例 | 住まいのWebマガジン/TEAM NEXT MAGAZINE

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注文住宅おすすめ間取り一挙公開!作って正解だった施工事例

注文住宅の間取りは全て自由ですが、自由なぶん、何が正解なのか分からない……と迷走してしまうこともあります。正解はありませんし、皆さんのライフスタイルそれぞれにあった家の形がベストなのは言うまでもありません。今回は、施工事例集を交えながら「これはあって良かった!!」と好評のおすすめ間取り例をご紹介します。

目次

▼キッチンのおすすめ間取り

■LDKを見渡せる対面キッチン

まずはこちらの対面キッチン。オープンキッチンとも呼ばれ、リビングやダイニングに対面する形で作業ができるタイプです。リビングに面しており、小さいお子さんやペットの様子を見ながら調理することができます。会話しながら手を動かすことができるため、家族とのコミュニケーションが取れやすく人気のキッチンの形です。

また、キッチンにダイニングスペースを横並びに配置すれば、運ぶことなく料理を置いて食事を始めることができ便利です。壁付けとは違って顔を上げた際に視界が遮られないため開放感があり、バーカウンターのようなおしゃれな見た目にすればインテリアにもぴったりです。

■食料品の収納に。パントリー・納戸

食料品を大量に買ったけど置くスペースがなくて無造作に放置しがち……。そんな時にぴったりなのがパントリーです。パントリーとはキッチン専用の収納のこと。食器や調理器具はもちろん、食料品など自由に収納することができます。冷蔵庫に入れない常温保存の食料品、リサイクルゴミ箱を収納するのもありですね。玄関からキッチンまでの途中にパントリーを設けると、お米やミネラルウォーターといった重たい物を運ぶ手間も少し軽くなります。パントリーの中がリビング・ダイニングから見えてしまう場合、ゲストから見えないよう扉(引き戸など)をつけてもいいでしょう。

▼玄関のおすすめ間取り

■ゆったり広々とした玄関スペース

間取りに余裕を持てるのであれば、玄関を広く取ると良いでしょう。ご家族が多いと、朝のバタバタした忙しい時間帯は渋滞が起こることも!靴など収納する物の多さを考えて、どれほど余裕があればいいか逆算しましょう。

また、玄関はお客様をお出迎えする最初の顔となる場所です。収納しきれなかった物がはみ出てしまうことなく、ゆったりしたスペースがあるとさらに良いと思います。

■ウォークインクローゼット(シューズクローゼット)

玄関に収納するのは靴だけじゃない!
子供用のベビーカーやおもちゃ、ガーデニング用品や洗車グッズ・DIY工具など、外で使う道具を置けるスペースとしてぴったりなのはウォークインタイプの収納です。個人的には一番ほしい収納スペースです。
さらにウォークスルータイプにすれば、家族は収納の方を通りそのまま靴を脱いで上がれるので、突然の来客があった際でもきれいな玄関のままお迎えすることができます。

▼洗面所のおすすめ間取り

■動線が良い&脱衣所と分かれた独立洗面所

キッチンの奥に洗面室、その横に浴室がある間取りだと家事動線が楽になると思います。例えば朝の忙しい時、キッチンでご飯を作り→奥の洗面室で出かける準備をし→浴室の洗濯機をかける……といった具合です。

洗面室とお風呂場脱衣室&お風呂場が一緒なパターンはよくありますが、最近は洗面室と脱衣所を分けるのも人気です。来客の際、生活感のある洗濯機回りを見られず良いからです。毎日使う場所ですし、来客のたびに片付ける必要があると大変ですからね。

また、外から帰ってきた時すぐに手を洗えるよう玄関近くに洗面所を設置するも衛生面で評判が良いです。

▼LDKのおすすめ間取り

■家族のコミュニケーションがとれるオープンLDK

L(リビング)D(ダイニング)K(キッチン)を一部屋に集め、仕切りがなくオープンにした間取りの事をオープンLDKと呼びます。間仕切りがないため全体を見渡すことができ、家族とのコミュニケーションが取れやすいのがメリットです。特に狭小地の場合は、オープンLDKだと余計な仕切りがなく広く見えるので、開放感のある空間となります。フルオープンにして一部屋になることで掃除もしやすく、余計な建材をなくし建築コストを抑えることも可能です。

■リラックススペースの畳フロア

リラックスできるスペースとして、和室は欠かせませんよね。裸足でゴロゴロするのにぴったりですし、子供たちの遊びスぺースにも最適です。この畳スペースは大変人気で、リビングに隣接させた和室コーナーやリビング内に畳スペース、段差を設け小上がりの畳コーナーなどあります。リビングと畳スペースが隣接している場合は、仕切りを設けることで一つの部屋として広くしたり仕切って個室を作ったりし多目的に使用できます。

今の畳は緑のザ・和風なもの以外に、琉球畳といったカラーバリエーションが豊富な種類も多く出ています。ちょっとしたアクセントになりますのでぜひチェックしてみてください。

■アクセントになるリビング階段

リビングの中に2階に上がる階段を作る、リビング階段も人気です。アイアン×木の組み合わせでメリハリをつけるなど、リビングのアクセントになります。2階を上がる際は必ず通るため必ず顔を合わすことができ、子どもがいつ帰ってきたか?など把握することができますね。ただし、2階に続く空間ができるため冷暖房が効きづらく、冬は寒く夏は暑い……といった声も聞きます。その場合は、階段前に引き戸をつけると良いでしょう!冷暖房率もアップしますし、防音対策・においが充満することも防げます。

■開放感あふれる吹き抜けリビング

明るさや開放感を求めるなら一番取り入れたい間取りはこちら!一軒家だからこそできる醍醐味とも言えます。吹き抜けを入れることで空間が広くなり開放的になりますし、2階部分に大きな窓をつくることで日中は照明いらずの明るい室内になります。

また、どこに吹き抜けを持ってくるかによっても印象が変わってきます。玄関に入ったところに吹き抜けを作ると、入った瞬間広々ゆったりとした空間に迎えられお客様に好印象です。スペースが確保できない場合は、リビング階段の横といった一部を吹き抜けにするのも一つの手です。

■空間を有効活用!スキップフロア

スキップフロアとは、1つの階層の中に複数の高さのフロアがある間取りの事をいいます。スキップフロアを入れることで、狭小地の場合だと広さを確保できますし、収納スペースも増やせるので空間を有効活用することができます。
スキップフロアの上段を書斎にするのもありですし、その段差を利用して子供用の秘密基地も作れます。子供が遊んでいる姿をどこにいても見られるので、1フロアにて家族みんなでコミュニケーションが取れる空間になると思います。ただし、どんな間取りにもいますが、「天井が高くなる」「部屋の間取りが広くなる」と冷暖房の効きは悪くなります。そのため断熱施工をしっかりするなど工夫が必要です。

▼その他子育てにピッタリなアクセント

■ファミリークローゼットで大容量の収納を

ファミリークローゼットとは、家族の衣類をまとめて収納できるクローゼットのことです。このスペースに作業台を置くと、1箇所でまとめて洗濯物たたみ、アイロンがけができ家事楽にもなります!

間取りの例として
「ランドリールームと物干し部屋を繋げた場合」・・・
洗濯機を回してそのまま洗濯物を干し、乾いたらファミリークローゼットにしまう……といったシンプルな動線が確保できます。

また、
「玄関のシューズクローゼットと隣接させた場合」・・・
出かける際や帰宅の際に、そのままコートや帽子、バッグを収納できるスペースとして活用するのもおすすめです。
ただし、湿気対策には十分気をつける必要がありますので、換気ができるよう窓や換気システムをいれるようにしましょう。

■子供の成長に合わせて間取りを変えられる子供部屋


家族との未来の生活を考えて「この部屋がいるかな」「この収納が必要だ」と考える訳ですが、今必ずしもきっぱり決められるとは限りません。

特に子供の成長に合わせて必要なもの・不必要なものは変わってきます。そこで「これは便利!」と人気なのは、子供部屋に取り外し可能な仕切りをつける間取りです。もし子供が2人いる場合、小さいうちは一つのひろびろとした部屋にして同じ場所で遊べるように。大きくなったら受験勉強等それぞれ集中した空間をとれるよう、部屋に仕切りを取り付けられます。状況に合わせて臨機応変に部屋の間取りを変えられるのは魅力的です。

▼まとめ

いかがでしたでしょうか?
おすすめ間取りは確かに多くありますが、
・その施工をしたらどこを気をつけないといけないか?(断熱や使い勝手)
・自分たちのライフスタイルに合ったものか?
を考える必要があります。
皆さんが納得いく間取りを創り上げてください♪

他にも施工事例が見たい!という方はこちらにも掲載しております。
ぜひご覧ください。